相次ぐ大規模災害
今週は日本全国で大きな災害が発生しました。
9月4日(火)は関西地方に大きなダメージを与える台風被害。
9月6日(木)早朝、北海道で震度7を記録する大地震。
このほか、今年に入って6月には大阪で最大震度6弱の地震、7月には岡山県や広島県に大きな被害をもたらした集中豪雨。
西日本を中心に自然災害が多数発生しています。
台風はこれからが本番シーズン。
今のところ関東地方では大きな災害は発生していませんが、まだまだ油断はできません。
災害が発生してから慌てて防災グッズを買い求めようとしても、スーパーやコンビニは品切れ続出。
2011年の東日本大震災の時にこれを痛感しました。
どんな準備が必要か
いざというときの備えとしてどんなアイテムがあれば良いのか。
挙げていくと切りが無いのですが、最低限このあたりがあれば良いかと思います。
- 飲料水
- 食料(最低3日分)
- カセットコンロ&カセットボンベ
- 救急セット
- ラジオ
- モバイルバッテリー
- 充電ケーブル
- 乾電池
- 非常用簡易トイレ
- ヘッドライト
- アルコール除菌
- ドライシャンプー
正しい備えについては首相官邸サイトに掲載されていますので、こちらをご参照ください。
参照:災害に対するご家庭での備え~これだけは準備しておこう!~
キャンプをやっている人たちは災害に強い
何度かブログで書いています通り、私はキャンプが趣味です。
SNSで全国のキャンパーの方々と繋がっているのですが、皆さん不便な環境に強いです。
電気がなくてもモバイルバッテリーやポータブル電源を使って、スマートフォンやPCで情報の収集や発信をされていましたし、料理はカセットコンロを使って調理、夜になればランタンを部屋に灯していて、その様子をSNSにアップしていたりもしました。
キャンプは電気もガスもない環境で数日過ごす訳なので、断水さえしていなければ数日は何とかなる装備が備わっていますが、揃っている装備以上に、慌てない・動じないところが「強い」と感じました。
北海道の大地震では、震源地から離れた場所でも停電が続いています。
いわゆるモバイルバッテリーがあれば、スマートフォンを3〜5回充電することができます(10,000mAhだった場合)。
ですが、モバイルバッテリーは基本的にはUSB接続のみ。
コンセント接続が必要な器具は使えません。
今の季節であれば、クーラーは無理でもせめて扇風機、冬場であればホットカーペットくらいは使えると大分違いますよね。
そんなときはポータブル電源がオススメです。
40,000mAhで約15,000円、60,000mAhで約20,000円、120,000mAhで約40,000円あたりが相場ですね。
「ちょっと高い」という印象を持ちますか?
例えばアマゾンで販売しているこちらのポータブル電源。
40540mAh/150Whとなっています。
一般的な扇風機「強」の消費電力が約40Wですので、150Whだと3.75時間使用することができます。
モバイルバッテリーでお馴染みのANKERからもポータブル電源が発売されております。
こちらは120,600mAh/434Whとなっていますので、10.85時間使用することができます。
ホットカーペットは2畳用で約480Wの消費電力なので、ちょっと厳しいですね。
強で使用したら1時間程度しか持ちません。
電気毛布であれば80W程度の消費電力なので、約2時間〜5時間程度使うことが出来ます。
たったその程度……と思われるかもしれませんが、その程度でも暑さや寒さを多少しのげるのであれば充分ではないでしょうか。
私も災害時の非常用電源として大容量のポータブル電源の購入を検討しています。
後回しにしてしまいがちな防災グッズ購入ですが、今一度自宅の装備を確認されてはいかがでしょうか。