会社名の由来
「よし、自分で会社やろう!」と考えたとき、会社名を何にしよう・・・と悩みました。
IT系に限ったことではないですが、何となく英語のような造語の様なカタカナ社名で、こだわりというか独自性を持たせることが多いと思います。
私の場合、かなり後発のウェブ制作会社ということもあり、社名で何となくサービスが伝わるようにしたいと考えました。
それと、「横浜」というエリア名も入れたいと思いました。
最初に考えたのは「横浜ウェブサポート」でしたが、「ウェブ」という表現が少し気になりました。
ウェブ制作会社界隈では「ウェブサイト」か「ホームページ」のどちらで表現すべきか、しばしば議論となったりします。
正式にはウェブサイトでありますが、一般的にはホームページと言われることの方が多いような気がしています。
それならば「横浜ホームページサポート」になりますが、いまいちしっくりきませんよね。
また、「ウェブサポート」としてしまうと、ウェブサイトに関することに限定されてしまうような気もしたので、もうちょっと広義の意味で使えそうな「ネット」を採用しました。
「ネット」も正式には「インターネット」なのですが、一般的にネットでも通用するだろうと思い省略した表現としています。
そんな若干の葛藤もありつつ、株式会社横浜ネットサポートに決定しました。
ロゴについて
昨年末、忘年会で友人に会う機会が多く、会社を立ち上げたばかりなので名刺をばらまきました。
そのときロゴについて「これって何の意味があるの」とか「秘密結社のロゴみたい」などと言われましたので(笑)、ロゴについて解説します。
フォントについて
ロゴは「ロゴマーク」部分と「テキスト」部分に分けれられますので、まずはテキスト(フォント)について。
社名を決めた後、フォントの選定は自分でやりました。
ゴシック体で押しの強い表現ではなく、細めの明朝体が美しくて良いなぁと思ったので、いろいろなフォントを比較しました。
そんな中、一番しっくりきたのが「こころ明朝」です。
イメージしていた「細い」「やさしい」雰囲気があり、迷うことなく決めました。
英字も日本語の明朝に合わせて、セリフ書体から選びました。
採用したのは非常に人気の高い「Garamond」です。
こころ明朝とセットで表示させても違和感なく収まりました。
ロゴマーク
日本語も英語もフォントを選定が完了したので、次はロゴマークです。
知り合いのデザイナーさんに私が選定したフォントの情報を伝え、下記をポイントとして何パターンかお願いしました。
- なんとなくで良いので横浜の「Y」が入っていること
- 色は緑・黄・赤の3色使うこと
そんな無茶ぶりで制作してもらい、私が「これいいな」と思ったロゴマークがこちらでした。
これで決めようと思って進めていたのですが、私の妻が「ロゴは単色の方が良いんじゃないか」と。
単純にこのロゴマークで単色にしてしまうと、インパクトが弱いと思ったので「やっぱり3色が良いよ」などと話をしていたところ、家紋などによく使っているこんな感じはどうだろう?と提案がありました。
これは「組み合わせ升」と呼ぶようで、会社のミッションである「組み合わせの妙で最良の解を生み出す」に通ずる点もあり「採用!」となりました。
ですが、このままのテイストで行くと線が太いため、線を補足しつつ最初のロゴと組み合わせて単色としました。
それが最終的にこうなりました!
私としては「和」の雰囲気もある、非常に良いロゴマークになったなと、自画自賛しております。
決して秘密結社のロゴではありません。
ちなみ家紋で使われる升については下記のような意味合いがあるようです。
升は「増」や「益」の字に掛けて、増加、増大の意を持たせて縁起をかついだ。升紋では、とくに方形の対角線にあたる斜線を引き、マスの意を明示している紋もある。この紋は正方形で、なんの変哲もない。しかし、これらを大小組み合わせたり、盛り合わせたりして、さまざまな意匠を作りだしている。また、米を計る升を強調して升かき棒を組み合わせているものもある。
(出典:播磨屋.com 家紋の由来)
非常に縁起が良いですね。
一応、当初の想定通り「Y」の文字は入っています。
余計な線もあるように見えますけど・・・。
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