モバイルファーストインデックス?
ウェブ業界ではここ1〜2年くらい、モバイルファーストインデックスという用語がトレンドだと感じています。
Googleが2016年後半頃、「これからはモバイル対応していないサイトは検索結果の順位下げるよ(意訳)」と宣言してから、より一層“スマートフォン最適化”が重要だと言われるようになりました。
そして、今年2018年3月にGoogleが「モバイル ファースト インデックスを開始します」と公表しました。
これにより、モバイル(スマートフォン)向けに制作されたサイトであることが非常に重要となります。
具体的にどうなったのかと言うと・・・。
Googleは世界中のウェブサイトをインデックス化して順位付けしています。
インデックス化とは、わかりやすく言うと目次を作るようなことですね。
これを今まではパソコン向けサイトの情報を収集してインデックス化していましたが、2018年3月27日以降はスマートフォン向けサイトのみを参照するとグーグルが宣言いたしました。
これが「モバイルファーストインデックス」です。
もう少し普段聞き慣れた言葉で言うと、「検索順位を決めるために参照する情報はPC向けサイトではなくモバイル向けサイトに変えますよ」ということですね。
スマートフォンに対応していないのですが・・・
世の中的には「モバイルファーストインデックスが導入されたので、一刻も早くスマートフォンに最適化しないとダメですよ!」というセールストークが蔓延していますが、実はPC向けにしか対応していないサイトであっても影響ありません。
レスポンシブデザインのサイトも当然影響はありません。
影響を受けるのは
- PCとスマートフォンで別URLとなっているサイト
- 動的にPCとスマートフォン向けで表示内容を出し分けているサイト
と言われています。
じゃあスマートフォン向けにサイトを制作する必要はないのか
これについては賛否あるのですが、弊社では必須であると考えています。
少し前までは、いわゆるBtoB向けのサイトでは対応が必要ないということが言われてきました。
これはサイトを閲覧するユーザーの多くが、パソコンからアクセスをしていることにより、そう言われてきました。
こちらは弊社サイトの閲覧デバイスの割合です。
当然パソコンからの閲覧の方が多いです。
こちらは個人と企業どちらも閲覧するサービスを提供しているサイトです。
ちょうど半々ですね。
こちらは個人ユーザーが圧倒的に多いサイトです。
モバイルが圧倒的に多いですね。
結論づけるサンプル数としては少なすぎますが、モバイルからの閲覧は無視できない数字になってきているように感じます。
弊社サイトがもしPC向けのみだった場合、37%のユーザーはアクセスした瞬間に離脱してしまったのではないでしょうか。
私がスマートフォンでサイト閲覧をしている際、よっぽど知りたい情報ではない限り、いちいちピンチアウトをしてまでサイトを閲覧しようとは思いません。
皆さんも「あー、見にくい。他のサイトでいいや」となりませんか?
モバイルファーストインデックスの影響は、今のところ直接的にありませんが、ユーザー視点に立った場合の影響は非常に大きいと思います。
そういう観点でいうと、やはりスマートフォン最適化は必須であると言えるでしょう。
スマートフォン向けにウェブサイトを変えようかな・・・と思い始めたら、私ども横浜ネットサポートまでご相談ください。
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