ホームページが必要か不要か
仕事上での出会いだけではなく、友人などの交友関係において出会った方々に「ウェブサイト(ホームページ)を作ってます」などと自己紹介をしています。
その際、比較的多いのですが「あー、ウチはウェブサイトなんていらないなぁ」とか、「ウチのお店は地元の人たちが来るお店だから、ウェブサイトなんてあっても意味ないんだよねー」とお話いただきます。
果たして本当にそうだと思いますか?
私は絶対に「必要」だと断言します。
その理由をご説明いたします。
誰がホームページを見るのか
よく「インターネットは世界中の人たちとつながっているので、世界中のあらゆる場所から閲覧される可能性があります!」などと言ったりしますよね。
ですが、日本語で作られたウェブサイトは、基本的に日本語のわかる日本在住の方々が閲覧しているのは間違いないでしょう。
先の例で「あー、ウチはウェブサイトなんていらないなぁ」とおっしゃった方も、公私問わず何かを調べる時にインターネットを使っていると思いませんか?
そうです、
日本語のわかる日本在住の方々が、365日24時間インターネットを使って何かしらの情報を探しています。
- テレビを見ながら気になるワードを検索
- 自宅(会社)の近所の施設を検索
- 旅行先の情報を事前に収集
- 転居先の情報を事前に収集
- 記念日や飲み会のために飲食店を検索
- プレゼントアイテムを検索
- 最新ガジェットの情報を収集
- 新しい事業やサービスに役立つ情報を収集
- 同業他社の情報を収集 などなど
ちょっとセグメントに統一感がないのですが、こういった感じで日々検索していませんか?
職場では主にパソコンで、移動中や外出先ではスマートフォンで、自宅ではパソコンやテレビ、スマートフォンなどで検索していませんでしょうか。
その中には、あなたが想像するユーザーだけではない、非常に多くの方が様々なキーワードで、何かしらの「答え」となる情報を検索しています。
そういった多くの方々が検索をした時に、自社のウェブサイトやお店の情報が出ないことは、かなり大きな機会損失となりませんか?
ただし、完全紹介制で「一見さんお断り」の場合はそれに限りません。
また「ウチのお店は地元の人たちが来るお店だから、ウェブサイトなんてあっても意味ないんだよねー」とお考えの方、居住者が一切変わらないようなエリアで出店されているのでしょうか。
その場合は不要ですが、ある程度の都市部であれば居住者の入れ替わりは常にありますし、駅前であれば住民以外の方が訪問することもたくさんあります。
駅から少し離れていても近くにオフィスなどがある場合、あまり乗降客の多くない駅近くのお店の場合であっても、そこへ打ち合わせなどで訪問する方もたくさんいます。
実際私も、朝一のアポであれば早めに現地に到着し、近所の喫茶店でコーヒーを飲んでからお客さんのところへ訪問したり、午後一であれば近くでランチができるお店を探したりしています。
そのようなアプローチで考えると、「今はお客さんではないが、将来的にはお客さんになるかもしれない」、いわゆる潜在顧客は日本中にいるためウェブサイトは「必要」と考えます。
企業や商品、ブランド価値に影響
やや言い過ぎかもしれませんが、ウェブサイトの有無は企業やお店など、その商品やブランドの価値に直結するようになってきていると感じています。
どこかで見かけたアイテム、誰かに聞いたお店など、うろ覚えの情報を検索するときにもインターネットが活用されていますので、せっかく良いサービスを提供していたり、良い商品を作っていても、それを周知してもらうチャンスを逸していると思いませんか?
せっかく良い印象を持ってもらい、それについて詳しく知ろうと思って検索したのに情報が出てこないと・・・。
私はどっぷりインターネットの世界に浸ってしまっているので、一般的なネットユーザーと比べると利用頻度も依存度も高いと思いますが、検索して出てこない情報は「無かったのもの」として扱い、代替のアイテム、代替のお店などを探してしまいます。
多くの方も無意識のうちに同じような行動をしていませんか?
インターネット上に出てこない情報は、シェアをされないことも大きなデメリットとなりますしね。
飲食店や美容室などは口コミサイト上でユーザーが勝手に(良くも悪くも)登録してくれますので、店舗に関する情報はそこで補えるかもしれません。
ですが、あくまでも「評価」が軸となっているので、各店舗で伝えたい情報を伝えられる訳ではありません。
ウェブサイトを持つことにより、自らが適切な情報を発信できることが最大のメリットとなるため、ウェブサイトは「必要」だと考えます。
それでもホームページは不要ですか?
ちょっと乱暴に「必要」と断言しましたが、何となく必要な理由はわかっていただけましたでしょうか。
スマートフォンの普及はまさに右肩上がりで伸び続けています。
こちらの表は総務省が調査・公表している「情報通信白書平成29年版」の中にある数字で見たスマホの爆発的普及(5年間の量的拡大)から引用しています。
数字だけ見れば、56.8%と過半数をギリギリ超えた感じで、まだまだと感じてしまうかもしれませんが、この普及スピードに追随してしっかりと自社のウェブサイトを準備しておくことが大切です。
もっと言えば「スマートフォンに最適化したウェブサイト」が必要となります。
「今年の目標は自社のホームページを作る!」と掲げた方、私ども横浜ネットサポートまでご相談ください。
メールでのお問い合わせはお問い合わせフォームからお願いします。
ウェブコンサル・運用/ホームページ制作/SNS支援・運用などウェブの困りごとをサポートします!